西上州(群馬) 大津(1053m) 2020年2月2日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 6:19 駐車箇所−−6:23林道終点−−6:25 砂防ダム−−6:28 渡渉−−6:36 尾根取付−−6:47 標高850mで尾根に乗る−−7:12 主稜線(1050m峰)−−7:14 大津(1053m峰)−−7:18 主稜線を離れる(1050m峰)−−7:27 尾根を離れる(標高850m)−−7:32 沢沿いの道−−7:39 渡渉−−砂防ダム−−7:40 林道終点−−7:45 駐車箇所

場所群馬県甘楽郡下仁田町
年月日2020年2月2日 日帰り
天候
山行種類半分一般登山
交通手段マイカー
駐車場橋の手前に駐車場あり
登山道の有無一応あり。ただし大仁田川を離れると道が無かったり薄かったりする
籔の有無無し
危険個所の有無1050m峰から南東に落ちる尾根の標高950m以上は傾斜がきつく落ち葉で滑りやすい。滑落注意
山頂の展望西側が少し見える
GPSトラックログ
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コメント先週の撤退を教訓に南西側の主稜線からアタック。ネットの記録を参考に地形図上の山頂である1053m峰の南西側の1050m峰経由としたが、大きな危険個所は無かった。1053m峰よりも東側が危険地帯らしい




橋の手前の広場に駐車 地形図にも書かれている橋
橋を渡りきると車止め登場 砂防ダムにかかる橋。まともな道が続きそうだが・・・
河原に下りてすぐに左岸に渡る。岩の表面が凍っていた 左岸の目印
左岸の踏跡 岩に→矢印登場。ここで右の沢へ進路変更
沢の様子。水は無い 標高810m付近で左の斜面に取り付く
標高850mで尾根に乗る。目印再登場 標高900m付近
標高950m付近。尾根直上は岩 岩の左側を迂回
標高990mで岩が切れて尾根に復帰 気温は昨日と同じ-4℃
1050m峰で主稜線に乗る この高まりが1053m峰
1053m峰。地形図上の大津山頂 大津山頂から見た三ッ岩岳
大津山頂から東へ延びる踏跡。危険地帯はこの先 唯一の大津山頂標識
この岩から主稜線を外れて南東の尾根に下る 結構な傾斜と落ち葉で滑りやすい
標高990mで岩が登場し右側に迂回 岩場を迂回中
標高950m付近で岩場が終わり尾根に復帰 標高850mの肩で北斜面を下り始める
道は無いが藪も無い。適当に下る 標高820m付近
沢に到着 往路はこの目印を見落とさないように注意
崩れた場所は河原を迂回 奥の大岩が右岸から左岸へ移る場所
渡渉箇所。凍っていない水に浸かった石を利用。長靴で良かった 渡渉箇所から上流を見ている
砂防ダムにかかる橋 砂防ダム下流からしっかりした道に変わる
林道終点 林道は改修中か?路面が下がっている
ダムの水面はかなり下がっている 橋から上流を見る。両側は崖で登れそうな雰囲気が無い
駐車箇所から見た1020m峰 先週撤退したと思われる場所も見えた


・先週は崖に阻まれて登れなかった大津に再挑戦。今回は逆側の南西側から攻めることにした。ネットで軽く検索した結果、お隣の1050m峰から南東に落ちる尾根に「ショートカットコース」と呼ばれる登路があるらしい。メインルートは大仁田川をもっと上流側に遡上した地点から登るらしい。ショートカットコースの取り付きには岩に赤ペイントの矢印があるとのことでいい目印になる。

・大仁田ダムの堰堤を越えてなおも車道が続き、橋の手前の広場に駐車。橋を渡り切ったところに車止めがあるのでここに駐車するのが適当。周囲は切り立った崖で大津に登れるルートがあるようには見えない。

・まだ薄暗い時間帯だが最初は林道や沢沿いの明瞭な踏跡歩きなのでライトを点灯して出発。橋を渡った先には未舗装の林道が続くが、路面状況からして路面の補修中らしい。真新しい砂利が敷き詰められているが凍って固く締まり舗装のようで歩きやすかった。気温は昨日と同じく約-4℃。路面にはまだ雪が残っていた。雪の上には足跡は皆無で、先週からここに入った人はいないようだ。

・林道終点からは岸を削った明瞭な道が続き砂防ダムへ。ここには橋がかかっていて、右岸に道が続いていた。しかし朽ちた丸木橋を渡った先で右岸は岩壁となり進むのは難しくなり、左岸へ渡ることに。周囲は大きな岩がゴロゴロして乗り移れる場所が限定され、ルート取りに要注意。

・沢の水量はそれほど多くはなく岩が多いので簡単に渡れそうに見えたが、水面近くの石は水しぶきが凍って石の表面を氷がコーティングしてツルツルで足場に使えなかった。今回は長靴なので水の流れに沈んだ石を足場に利用して渡った。水が動いていれば凍ることはなく滑らなかった。

・左岸に移ると目印登場。ルートは間違っていないようだ。斜面の傾斜が緩くなって石がごろごろした河原から落ち葉の斜面を歩けるようになると明瞭な踏跡が登場する。1か所、斜面が崩れて踏跡も流された箇所があるが、ここは河原に下って迂回する。

・ネットで見たショートカットコース入口の目印が書かれた岩を見落とさないように注意しながら進むと、予想より小ぶりな岩に古ぼけた赤矢印発見。これに間違いない。ここから右に分岐する沢の入口には数種類の目印もあった。

・涸れ沢遡上開始。岩と倒木で歩きにくいが点々と赤ペイントあり。ルートはこのまま沢を詰めるのではなく左手斜面上の尾根にどこかで乗り移るはずで、適当な場所で斜面を登り始める。斜面は植林で藪も岩も無く、道も目印も無いが自由に歩ける。

・標高850mの微小肩で尾根に出る。再び目印と踏跡が登場。以降は尾根を上がっていく。標高900m付近は結構な傾斜だが植林が続いていた。

・標高950m付近で尾根上に岩が登場。ここは左を迂回することに。傾斜があるが広い斜面なので転落の心配はなし。ただし落ち葉で足元が滑りやすいので滑落は注意。疎らな木に掴まりながら適当にジグザグに上がる。

・標高990m付近で尾根上の岩場が終わって尾根上に復帰。尾根がばらけてタダの急斜面に変わる。登りはいいが下りでは進行方向注意。目印があるので大丈夫だとは思うが。ここまで登ってやっと朝日が照らすようになった。これまで谷間だったので日差しが無かった。ただし、谷間から出るとそれほど強くはないが冷たい風が吹き付けて体感温度が下がる。登りで火照った体を冷却するため薄着だったが、ここで防寒装備を着た。

・大津山頂の1053m峰南西側の1050m峰で主稜線に乗る。ここまで大した岩場が無かったがこの先は大丈夫か? 1050m峰周は背の高い落葉広葉樹の自然林で岩っぽさは感じない。岩がある場所はこのような背の高い木は無く矮小な木が多いので、植生の変化で分かるだろう。

・明瞭で平坦な尾根を北東に進み、僅かに高度を上げた小さなピークが大津山頂(1053m峰)だった。ここにある標識は小さな手製の「大津中央峰 1053m yossi」と書かれたもののみだった。ネットで見た写真だとこの先の1020m峰に山頂標識があったような。でも地形図上の大津山頂は間違いなく1053m峰である。

・大津山頂も岩は無く背の高い落葉広葉樹に囲まれて展望がいいとは言えない。僅かに西側が開ける程度。ここまで来ると長野県境は目と鼻の先だ。

・帰りは往路を戻る。駐車箇所に戻ると1020m峰が丸見えなのに気付く。そして先週撤退した岩壁らしき場所も見えた。


 

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